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40代サラリーマンが娘の中学受験のサポートを終了。
中学受験

受験を控えた子どもの親が使える心理学。子どもを褒める4つのパターン

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こんにちは。

この記事を読みに来てくださったということは、あなたは、おそらく中学受験を控えたお子さんがいる親御さんなのでしょう。

私も受験を控えた子どもを持つ親です。まだ受験本番は先ですが。。

子どもを褒める4つのパターン

この記事では、タイトルの通り中学受験を控えた子どもの親が使える心理学を紹介していきます。心理学を根拠に子どもの心にアクセスすることで、無闇に子どもを教育するよりも効率的に、的確に子どもの実力を伸ばしていくことが可能です。

中学受験が子どもの意志によるものでも、親の意向によるものでも、最終的には無事合格してほしいということが親の本音でしょう。

そのためにも、子どもを全力でサポートする親の存在が大切になってきます。

親御さんもお子さんの受験を前に、わからないことだらけで苦労していることと思います。この記事が、そんな親御さんの支えになれれば幸いです。

子どもに限らず、人を褒めるときには大きく分けて4つのパターンがあります。

それぞれ「相対評価」「絶対評価」「結果評価」「プロセス評価」の4種類です。

以下、それぞれ簡単に説明します。

相対評価

「相対評価」は、誰かとの比較による評価です。例えば、模試の結果は、他の受験生と比べた「相対評価」と言えます。

絶対評価

「絶対評価」は、誰とも比較しない純粋な評価です。『◯◯(子ども)はえらい子だね』といった褒め方がこの「絶対評価」です。

結果評価

「結果評価」は、結果のみの評価です。『このテスト、満点取ったんだ!すごいね!』といった褒め方がこれに当たります。

プロセス評価

「プロセス評価」は、物事の途中過程や変化していく過程の評価です。先ほどの「結果評価」に付け加えて、『勉強すごい頑張ってたからだね!』といった声掛けをした場合、この「プロセス評価」が当てはまります。

 

勉強を頑張る子どもに対して、どんな褒め方をすれば良いのかは悩むところではないでしょうか。

ここで問題です。

中学受験を控えた子どもに対して、積極的にするべき褒め方は、上記4パターンのうちどれでしょう。

正解は、「絶対評価」と「プロセス評価」です。

誰かと比較される「相対評価」は、子どもは塾や学校でされ続けており、家庭でまで「相対評価」をされると嫌になってしまいます。当然ですよね。

それに対して、「絶対評価」は、子ども個人を尊重した特別な褒め方です。

子どもも、親が自分のことを思ってかけてくれた言葉だと気づきます。「絶対評価」は、良好な親子関係の構築にも一役買って出るのです。

また、「結果評価」はされるまでもなく、子ども自身もその結果を把握しています。

しかし、そこに「プロセス評価」が付け足されることで、子どもが自覚していなかった頑張りを認めてあげることができます。人は自分が知らない自分の頑張りや素晴らしさを褒められると、より深い喜びを感じます。

また、「絶対評価」と同じように、「プロセス評価」をされた子どもは、親が自分個人を認めてくれたと実感できます。

中でも「プロセス評価」は一番子どもにとって満足度の高い褒め方です。心理学には「ゲイン・ロス効果」というものがあって、人は特に変化の度合いについて強く反応し、前回と比べ評価が良くなることに大きな喜びをおぼえるのです。

子どもを褒めるときは、子どもを純粋に褒める「絶対評価」と、結果に至るまでの努力を褒める「プロセス評価」が重要だと覚えておきましょう。

子供の頑張りを絶対的に褒めましょう。