算数の授業を定着させるには・・・
塾から帰った子供がどのくらい授業の内容を覚えているか?
さて、実際のところどうでしょうか?
はい。”プレジデントfamily”に記事が載っていました。
アテナ進学ゼミ代表の宮本さんによれば、「偏差値50ぐらいの子だと半分も覚えていない」とのこと。
塾から帰ってた娘に、塾で勉強したことをちゃんと理解できたか聞くと、必ず「わかった。」と答えます。
しかし!
問題を解かせてみると。。
理解できていない。
典型的な”わかったつもり”状態です。
しかも、間違っても自信満々に”私は間違っていない”、”テキストが間違っているんじゃないのか?”とか言っている。どの口が言ってるのか?
いつも口論になります。
塾では理解していたつもりだったのでしょうが、少し時間が経つと、解き方やポイントなど忘れてしまっている状態です。
で、”わかったつもり”が生まれるメカニズムは、
1.授業の理解が不十分
2.家で復習ができない
3.テストは短期記憶で乗り切る
4.忘れて点がとれなくなる
とのことです。
どうやってわかったつもりをなくすか?
「家庭で理解できていないところを探して補う。」
はい。その通りなんですけど。
簡単にできれば、みんな天才になるんですよね。
授業中にはおそらく理解しているだと思いますが、やはり家に帰ってきて、時間が経つと解き方とかコツとか忘れてしまうんですよね。
塾から帰ってきたら、まずは、振り返りをやらせる。
問題を解かせて、子供に説明させるのが一番有効だそうです。
インプットよりアウトプットが大事というのは、よく言われていることなので、まさにそういうことかと思います。
最近は、どうやって解くのか説明させるようにしています。
人に説明ができると、自分も理解しているということなので、アウトプットは重要ととらえています。
問題の一問一問にじっくりと時間をかけて、難しい問題でも自分で考えて、自分で解く。そして、自分で納得する。人に説明できる。
私自身、算数、数学は得意だったので、解き方とかわかりやすく教えているつもりなんですが、伝わらない。
今の時期は、自分のやり方、解き方が身につかないと難しいのかと思います。
やっぱり自分で納得させることが重要なので、上手にサポートしていきたいと思います。
とにかく、日々の復習により学力を向上させるしかないですね。
出典:プレジデントFamily ファミリー 受験大混乱!わが子がトクする進路 (2020年春号)